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全4回のワークショップで、現在の食に関する統計データやデンマークの人々が考える未来の食から、参加者が考える未来の食へのアクションプランを考えるところまで多様な参加者と議論しました。
2030年の食の行方と私たちのアクションを考えるワークショップ!
開催日時
2022年3月23日、5月24日、6月21日、8月2日
開催場所:東京科学大学 大岡山キャンパス
参加者情報:
学生‥‥東工大 など
企業‥‥7社
その他‥みんなのフードバンク、ピッピ親子サポートネット、理化学研究所、横浜市 など
イベント内容:
統計データとインタビュー動画から「2030年のわたしたちの食に関する物語」の作成し、3テーマに分かれ、各テーマを実現する具体的なアイデアをチームで議論しました。
また、「2030年のわたしたちの食」のストーリーをさらにブラッシュアップして、そこへ向かうためのアクションプランを作成しました。
主催者:みらいリビングラボ
イベントレポート
全4回のWSそれぞれ半日をかけ、以下のような流れで開催されました。
各回の当日の流れ:
<第1回>
「2022年現在の食に関連する統計データ」と「デンマーク在住者が考える2030年の未来の食(インタビュー動画)」を参加者に提示。その後は参加者を5〜6人のグループに分け、各自がそこから得た気付きをディスカッションで共有した。ディスカッションにはデンマーク在住のスタッフも加わり、切り口の異なる視点を提供。最終的に、グループごとに「2030年のわたしたちの食に関する物語」を作成した。
<第2回>
前回作成した未来の食に関するストーリーから「人々の生活習慣に大きな変化を加えずにフードロス削減する」「それぞれの人々の希望にあった食生活を可能にする」「環境負荷の少ない食品の生産に市民が参画する」という3テーマを参加者に提示し、各テーマを実現するための具体的なアイデアについてチームで議論した。
<第3回>
1〜2回のデータと成果をベースにしつつ、チームでのディスカッションによって「2030年のわたしたちの食」のストーリーをさらにブラッシュアップした。
<第4回>
1〜3回の議論を踏まえて、以下の5つのテーマに関する具体的なアクションプランを作成した。
- 「食を考える」イベントを考えよう
- それぞれにとっての「いい食事」とは?
- 農家/生産者のストーリー(物語)を伝える
- 食を通じてつながろう
- 「未来の食」に関する情報発信をしよう